「毎月の支出を減らしたいけど、何から見直せばいいかわからない」
「節約しようと思っても、結局いつも続かない」
「固定費を下げたいけど、スマホ代・保険・電気代のどれから始めるべき?」
このように感じている人は多いと思います。
家計を整えたいときに大切なのは、いきなり食費や娯楽費を削ることではありません。
まず見直したいのは、毎月ほぼ自動で出ていく「固定費」です。
固定費は、一度見直すと翌月以降も効果が続きやすいため、節約が苦手な人でも取り組みやすい項目です。
ただし、やみくもに見直すと手続きが面倒になったり、必要なサービスまで解約してしまったりすることもあります。
この記事では、初心者向けに「固定費を見直す順番」と「最初に確認すべき7項目」をわかりやすく解説します。
この記事の結論
固定費を見直すなら、次の順番で確認するのがおすすめです。
- スマホ代
- サブスク
- 保険料
- 電気・ガス代
- インターネット・Wi-Fi代
- クレジットカードや年会費
- 家賃・車・ローンなど大きな固定費
最初から大きな支出に手をつけようとすると、手続きが重くなって挫折しやすくなります。
まずは、スマホ代やサブスクのように見直しやすいものから始めるのが現実的です。
小さくても毎月の支出が下がれば、家計に余裕が生まれます。
その余裕を、生活防衛費や先取り貯蓄に回せるようになると、少しずつお金の不安も減らしやすくなります。
固定費とは?
固定費とは、毎月ほぼ決まって出ていく支出のことです。
たとえば、次のようなものがあります。
- スマホ代
- インターネット代
- サブスク代
- 保険料
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 家賃
- 車の維持費
- ローン返済
- クレジットカードの年会費
もちろん、電気代やガス代のように月によって変動するものもあります。
ただ、毎月発生する支出という意味では、家計管理上は固定費として見直し対象に入れておくとわかりやすいです。
固定費の特徴は、一度下げると効果が続きやすいことです。
たとえば、スマホ代を月3,000円下げられた場合、年間では36,000円の支出削減になります。
毎日我慢する節約ではなく、仕組みを変えて支出を軽くする。
これが固定費見直しの大きなメリットです。
固定費を見直す前にやるべきこと
固定費を見直す前に、まずは現在の支出をざっくり把握しましょう。
細かく家計簿をつける必要はありません。
最初は、次の3つだけ確認できれば十分です。
- 毎月いくら入ってくるか
- 毎月いくら出ていくか
- 何にいくら払っているか
確認する方法は、銀行アプリやクレジットカード明細で大丈夫です。
特に、クレジットカードや口座引き落としになっている支払いは、自分でも気づかないうちに続いていることがあります。
固定費を見直すときは、「気合いで節約する」よりも「ムダな自動支払いを見つける」意識で進めると取り組みやすいです。
固定費を見直す順番で大切な考え方
固定費を見直す順番で大切なのは、次の3つです。
- 手続きが簡単なものから始める
- 効果が出やすいものから確認する
- 生活の満足度を下げすぎない
たとえば、家賃の見直しは効果が大きい反面、引っ越しや契約変更が必要になるため、すぐには動きにくいです。
一方で、サブスクやスマホ代は比較的見直しやすく、初心者でも取り組みやすい項目です。
節約は、無理をすると続きません。
だからこそ、まずは生活への影響が少ない固定費から確認していきましょう。
初心者が最初に確認すべき固定費7項目
1. スマホ代
最初に見直したいのはスマホ代です。
スマホ代は、固定費の中でも見直し効果が出やすい項目です。
特に、大手キャリアの古いプランを長く使っている場合、現在の使い方に合っていない可能性があります。
まずは、次の項目を確認しましょう。
- 毎月のスマホ代はいくらか
- データ容量を使い切っているか
- 通話オプションは必要か
- 不要なオプションに入っていないか
- 家族割やセット割が本当に合っているか
- 格安SIMやオンラインプランに変えられないか
スマホ代は、プランを変えるだけで毎月数千円変わることもあります。
ただし、安さだけで選ぶのではなく、自分の生活圏で電波が使いやすいか、サポートが必要かも確認しましょう。
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2. サブスク
次に見直したいのがサブスクです。
サブスクは月額料金が小さいため、あまり気にせず契約し続けてしまいがちです。
しかし、月500円、月1,000円のサービスでも、複数あると大きな支出になります。
確認したいサブスクは、次のようなものです。
- 動画配信サービス
- 音楽配信サービス
- 電子書籍サービス
- アプリ課金
- オンラインサロン
- クラウドストレージ
- 学習サービス
- ジムやフィットネス系サービス
サブスクを見直すときは、「使っているか」ではなく「今の自分に必要か」で判断するのがおすすめです。
たまに使う程度なら、一度解約して必要になったタイミングで再契約する方法もあります。
サブスクは、解約しても生活への影響が少ないものから見直すと取り組みやすいです。
3. 保険料
保険料も、固定費の中で大きくなりやすい項目です。
保険は大切な備えですが、内容を理解しないまま入り続けていると、今の生活に合わなくなることがあります。
確認したいポイントは次の通りです。
- どんな保険に入っているか
- 毎月いくら払っているか
- 保障内容を説明できるか
- 今の家族構成に合っているか
- 貯蓄や公的保障と重複していないか
- すすめられたまま加入していないか
保険は、安ければいいというものではありません。
必要な保障まで削ると、万が一のときに困る可能性があります。
見直すときは、保険料だけでなく「何に備えるための保険なのか」を整理しましょう。
判断が難しい場合は、公的情報や専門家の情報も確認しながら進めると安心です。
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保険や家計の見直しを考えるときは、民間の情報だけでなく公的な情報もあわせて確認しておくと安心です。
4. 電気・ガス代
電気代やガス代は、季節によって変わりやすい支出です。
特に夏や冬は、冷暖房の使用で高くなりやすいです。
見直すポイントは次の通りです。
- 契約している電力会社・ガス会社
- 契約プラン
- アンペア数
- 使用量
- 冷暖房の使い方
- 古い家電の消費電力
- 電気とガスのセット割
電気代を下げたいときは、無理に我慢するよりも、使い方と契約内容の両方を確認することが大切です。
たとえば、使っていない部屋の電気を消すことも大切ですが、契約プランが生活スタイルに合っていない場合は、プランの見直しも検討できます。
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電気代・ガス代の見直しに役立つ情報を
資源エネルギー庁の公式ページで確認できます
電気代を見直すときは、節電だけでなく契約プランや使い方もあわせて確認しておくと安心です。
5. インターネット・Wi-Fi代
スマホ代とあわせて確認したいのが、インターネットやWi-Fi代です。
自宅のネット回線、ポケットWi-Fi、スマホの大容量プランなどが重なっていると、通信費が高くなりやすいです。
確認したいポイントは次の通りです。
- 自宅のネット回線はいくらか
- スマホとセット割になっているか
- ポケットWi-Fiを使っているか
- 実際に必要な通信速度か
- 使っていない回線が残っていないか
- 契約更新月や解約金はあるか
在宅勤務が多い人にとって、ネット回線は大切です。
そのため、安さだけで選ぶのではなく、安定性も確認しましょう。
ただし、必要以上に高いプランを契約している場合は、見直し余地があります。
6. クレジットカードや年会費
意外と見落としやすいのが、クレジットカードの年会費や会員サービスです。
年会費がかかるカードを複数持っている場合、使っていないカードだけで年間数千円から数万円の支出になることもあります。
確認したい項目は次の通りです。
- 年会費がかかるカードを持っていないか
- そのカードを本当に使っているか
- ポイント還元や特典を活用できているか
- 使っていない会員サービスはないか
- 自動更新されるサービスはないか
クレジットカードは、使い方によっては便利です。
ただし、特典を使っていないのに年会費だけ払っている場合は、見直し対象になります。
7. 家賃・車・ローンなど大きな固定費
最後に確認したいのが、家賃・車・ローンなどの大きな固定費です。
これらは一度見直せると効果が大きいですが、手続きや生活への影響も大きくなります。
そのため、初心者が最初に手をつけるより、スマホ代やサブスクなどを見直した後に考えるのがおすすめです。
確認したいポイントは次の通りです。
- 家賃は収入に対して高すぎないか
- 車は本当に必要か
- 駐車場代や保険料まで含めて考えているか
- ローン返済が家計を圧迫していないか
- 住む場所や交通手段を見直せないか
家賃や車は、生活の満足度にも関わるため、無理に削る必要はありません。
ただし、毎月の支出が苦しい場合は、一度冷静に見直す価値があります。
固定費を見直すときの注意点
固定費を見直すときは、次の点に注意しましょう。
必要なものまで削らない
節約を意識しすぎると、必要なものまで削ってしまうことがあります。
たとえば、保険、通信環境、健康に関わる支出などは、単純に安さだけで判断しない方がいいです。
大切なのは、ムダを減らすことであって、生活の安心感を削ることではありません。
解約金や違約金を確認する
スマホ、ネット回線、保険、サブスクなどは、解約時に費用がかかる場合があります。
見直す前に、契約条件を確認しましょう。
一時的な費用が発生しても、長期的には安くなるケースもあります。
その場合は、何ヶ月で元が取れるかを考えると判断しやすくなります。
家族と関係する支出は相談する
家族で使っているサービスや保険、通信費を見直す場合は、事前に相談しましょう。
自分だけで判断すると、家族にとって必要なものを削ってしまうことがあります。
家計の見直しは、無理に一人で進めるより、家族と共有した方が続けやすくなります。
固定費を見直した後にやること
固定費を下げられたら、浮いたお金をそのまま使ってしまわないようにしましょう。
おすすめは、次のどちらかです。
- 生活防衛費として貯める
- 先取り貯蓄に回す
たとえば、固定費を月5,000円下げられた場合、その5,000円を毎月自動で貯金用口座に移すだけでも、年間60,000円になります。
固定費の見直しは、支出を下げることがゴールではありません。
家計に余裕を作り、将来のお金の不安を減らすことが目的です。
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固定費見直しチェックリスト
最後に、確認すべき項目をチェックリストにまとめます。
- スマホ代が高すぎないか
- 不要なスマホオプションがないか
- 使っていないサブスクがないか
- 保険の内容を理解しているか
- 電気・ガスの契約プランを確認したか
- Wi-Fiやネット回線が重複していないか
- 年会費がかかるカードを使っているか
- 家賃や車の維持費が家計を圧迫していないか
- 浮いたお金の使い道を決めているか
すべてを一気に見直す必要はありません。
まずは、スマホ代とサブスクだけでも大丈夫です。
小さく始めて、少しずつ家計を整えていきましょう。
よくある質問
Q. 固定費は何から見直すのがいいですか?
初心者は、スマホ代とサブスクから見直すのがおすすめです。
手続きが比較的しやすく、生活への影響も少ないため、最初の一歩として取り組みやすいです。
Q. 固定費を見直すだけで本当に節約できますか?
固定費は毎月発生する支出なので、一度下げると効果が続きやすいです。
たとえば月3,000円下げられれば、年間では36,000円の支出削減になります。
Q. 保険は解約した方がいいですか?
必ずしも解約すればいいわけではありません。
保険は万が一に備えるためのものなので、必要な保障まで削らないように注意しましょう。
保険料だけでなく、保障内容と今の生活に合っているかを確認することが大切です。
Q. 電気代を下げるには何をすればいいですか?
まずは使用量と契約プランを確認しましょう。
そのうえで、冷暖房の使い方、古い家電、電力会社や料金プランの見直しを検討すると進めやすいです。
Q. 固定費を見直した後のお金はどうすればいいですか?
生活防衛費や先取り貯蓄に回すのがおすすめです。
固定費を下げても、その分を使ってしまうと家計はあまり改善しません。
浮いたお金の行き先を先に決めておくと、貯金につながりやすくなります。
まとめ:固定費は「見直す順番」を決めると進めやすい
固定費を見直すときは、いきなり大きな支出から手をつける必要はありません。
まずは、スマホ代やサブスクのように見直しやすいものから始めましょう。
おすすめの順番は、次の通りです。
- スマホ代
- サブスク
- 保険料
- 電気・ガス代
- インターネット・Wi-Fi代
- クレジットカードや年会費
- 家賃・車・ローンなど大きな固定費
固定費の見直しは、我慢する節約ではありません。
ムダな支出を整えて、毎月の余裕を作るための行動です。
最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずは、スマホ代とサブスクを確認するところから始めてみてください。
少しずつ固定費を整えていけば、生活防衛費や貯金にもつなげやすくなります。

