手取り20万でも貯まる!先取り貯蓄の始め方と20代が家計を整えるコツ

お金・家計

「手取り20万円だと、貯金なんて無理」

「毎月ちゃんと節約しているつもりなのに、給料日前には残高が少ない」

「将来のためにお金を貯めたいけど、何から始めればいいかわからない」

20代で一人暮らしをしていると、こんな悩みを感じることは少なくありません。

家賃、食費、スマホ代、サブスク、交際費、急な出費。

気づけば給料日から数週間でお金が減っていて、「今月も貯金できなかった」と落ち込むこともあります。

でも、手取り20万円だから貯金できないわけではありません。

大切なのは、根性で節約することではなく、先に貯まる仕組みを作ることです。

その代表的な方法が「先取り貯蓄」です。

この記事では、手取り20万円の人でも始めやすい先取り貯蓄のやり方、毎月いくら貯めればいいのか、貯金が続かない人が見直すべきポイントを、初心者向けにわかりやすく解説します。

この記事の結論

手取り20万円でも、先取り貯蓄を使えば毎月少しずつ貯金を作ることは可能です。

おすすめは、まず月5,000円〜1万円から始めることです。

余裕が出てきたら、手取りの10%である月2万円を目標にすると、1年で24万円貯まります。

いきなり大きな金額を目指す必要はありません。

最初にやるべきことは、給料が入ったらすぐに貯金用口座へ移す仕組みを作ることです。

「余ったら貯金」ではなく、「先に貯金して、残ったお金で生活する」流れに変えるだけで、貯金のしやすさは大きく変わります。

先取り貯蓄とは?

先取り貯蓄とは、給料が入ったタイミングで、先に貯金分を別口座へ移しておく方法です。

たとえば、毎月の手取りが20万円で、先取り貯蓄を2万円に設定した場合、給料日に2万円を貯金用口座へ移します。

その後、残りの18万円で1ヶ月生活します。

この方法の良いところは、「貯金するかどうか」を毎月考えなくていいことです。

多くの人が貯金に失敗する理由は、意思が弱いからではありません。

「余ったら貯金しよう」と考えているからです。

お金は、口座にあると使ってしまいやすいものです。

だからこそ、給料が入った時点で先に貯金分を分けておくことが大切です。

なぜ「余ったら貯金」はうまくいかないのか

「今月は余った分を貯金しよう」

そう思っていても、月末になるとほとんど残っていない。

これは、かなり多くの人が経験していることだと思います。

余ったら貯金がうまくいきにくい理由は、毎月の支出には予定外の出費があるからです。

たとえば、友人との食事、急な飲み会、服や美容室、病院代、家電の買い替え、サブスクの引き落としなどです。

最初は「今月こそ節約しよう」と思っていても、生活しているとどうしてもお金は出ていきます。

その結果、月末に残ったお金だけを貯めようとしても、なかなか貯金が増えません。

だからこそ、貯金は気合いではなく、順番を変えることが大切です。

使ってから貯めるのではなく、貯めてから使う。

これが先取り貯蓄の基本です。

手取り20万円なら毎月いくら貯金すればいい?

手取り20万円の人が先取り貯蓄を始めるなら、まずは月5,000円〜1万円からで大丈夫です。

理想だけで言えば、手取りの10%である月2万円を貯金できるとかなり良いペースです。

ただし、家賃や生活費が高い場合、いきなり月2万円を貯めようとすると苦しくなることもあります。

その場合は、無理に金額を上げる必要はありません。

おすすめの目安は、次の通りです。

  • 初心者:月5,000円
  • 少し余裕がある人:月1万円
  • しっかり貯めたい人:月2万円
  • ボーナスがある人:ボーナスの一部を追加で貯金

月5,000円でも、1年続ければ6万円です。

月1万円なら、1年で12万円です。

月2万円なら、1年で24万円になります。

貯金で大切なのは、最初の金額を大きくすることではありません。

小さくても続けることです。

まず目指したいのは生活防衛費

先取り貯蓄を始めるときに、最初の目標にしたいのが生活防衛費です。

生活防衛費とは、病気、ケガ、転職、失業、急な出費などに備えるためのお金です。

いきなり投資や大きな買い物を目標にするよりも、まずは生活を守るためのお金を作っておくと安心です。

最初の目標は、生活費1ヶ月分です。

一人暮らしで毎月の生活費が15万円なら、まずは15万円。

毎月の生活費が20万円なら、まずは20万円を目指します。

そこから、生活費3ヶ月分、6ヶ月分と少しずつ増やしていくイメージです。

生活防衛費について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

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まずは家計の土台を整えたい方は、生活防衛費の目安や固定費の見直し方もあわせてチェックしてみてください。

先取り貯蓄の始め方

ここからは、実際に先取り貯蓄を始める手順を解説します。

難しいことはありません。

最初は、次の5ステップで大丈夫です。

ステップ1:毎月の生活費をざっくり確認する

まずは、毎月いくら使っているかを確認しましょう。

細かく家計簿をつける必要はありません。

最初は、ざっくりで大丈夫です。

確認したい項目は次の通りです。

  • 家賃
  • 食費
  • スマホ代
  • 電気代・ガス代・水道代
  • 保険料
  • サブスク代
  • 交通費
  • 交際費
  • クレジットカードの支払い

ここで大切なのは、自分を責めることではありません。

「何にどれくらい使っているか」を知ることです。

お金の流れが見えるだけで、見直しやすくなります。

ステップ2:最初の貯金額を決める

次に、毎月いくら先取りするかを決めます。

おすすめは、いきなり高い金額にしないことです。

手取り20万円なら、最初は月5,000円〜1万円で十分です。

「これなら絶対に続けられる」と思える金額から始めましょう。

余裕が出てきたら、あとから増やせばOKです。

ステップ3:貯金用口座を分ける

先取り貯蓄を成功させるには、生活費用の口座と貯金用の口座を分けるのがおすすめです。

同じ口座に入っていると、使っていいお金と貯めるお金の区別がつきにくくなります。

貯金用口座は、普段あまり見ない口座でも大丈夫です。

大切なのは、生活費と混ざらないようにすることです。

ステップ4:自動振替を設定する

できれば、給料日の翌日などに自動で貯金用口座へ移るように設定しましょう。

手動で毎月移す方法でもできますが、忘れたり、面倒になったりしやすいです。

自動化しておけば、毎月考えなくても貯金が進みます。

先取り貯蓄は、やる気よりも仕組みが大切です。

ステップ5:残ったお金で生活する

先に貯金したら、残ったお金で生活します。

最初は少し窮屈に感じるかもしれません。

でも、数ヶ月続けると「この金額で生活する感覚」に慣れてきます。

大切なのは、貯金用口座に移したお金を簡単に取り崩さないことです。

緊急時以外は、なるべく触らないようにしましょう。

貯金が苦手な人ほど固定費を見直す

先取り貯蓄を続けるためには、固定費の見直しも大切です。

固定費とは、毎月ほぼ決まって出ていくお金のことです。

たとえば、スマホ代、サブスク、保険料、家賃、光熱費などです。

食費を毎日細かく削るよりも、固定費を一度見直す方が続けやすいです。

なぜなら、固定費は一度下げると、その後も節約効果が続くからです。

スマホ代を見直す

手取り20万円で貯金を作りたいなら、まず見直しやすいのがスマホ代です。

昔のプランをそのまま使っている場合、プラン変更や格安SIMへの乗り換えで、毎月数千円下がる可能性があります。

月3,000円下がれば、年間で36,000円です。

これはかなり大きいです。

スマホ代を見直したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

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毎月の固定費を少しでも下げたい方は、スマホ代の見直し方法や人気プランの違いもあわせてチェックしてみてください。

サブスクを見直す

動画配信、音楽、アプリ、オンラインサービスなど、毎月使っていないサブスクがないか確認しましょう。

月額1,000円のサブスクでも、1年で12,000円です。

複数契約していると、思った以上に家計を圧迫します。

「最近使っていない」と思うものは、一度解約しても問題ないか確認してみましょう。

ズートピア

保険料を見直す

保険料も、見直し効果が大きい固定費のひとつです。

ただし、保険はむやみに解約すればいいものではありません。

今の年齢、家族構成、働き方、貯金額によって必要な保障は変わります。

不安な場合は、公的情報や専門家の意見を確認しながら進めるのがおすすめです。

先取り貯蓄で失敗しやすいパターン

先取り貯蓄はシンプルな方法ですが、失敗しやすいポイントもあります。

先に知っておくと、挫折しにくくなります。

最初から金額を高くしすぎる

よくある失敗が、最初から無理な金額を設定してしまうことです。

たとえば、手取り20万円でいきなり月5万円を貯めようとすると、生活費が苦しくなりやすいです。

その結果、結局貯金を取り崩してしまいます。

最初は少額でいいので、続けられる金額にしましょう。

貯金口座からすぐ引き出してしまう

先取り貯蓄をしても、すぐに引き出してしまうと意味がありません。

もちろん、病気や急な出費など、本当に必要なときは使って大丈夫です。

ただし、なんとなく欲しいものを買うために使ってしまうと、なかなか貯まりません。

貯金用口座は、普段使いの口座と分けておくのがおすすめです。

家計を見直さずに気合いだけで続けようとする

先取り貯蓄を続けるには、生活費の見直しも必要です。

毎月の支出が多すぎる状態で貯金だけ増やそうとすると、どうしても苦しくなります。

まずは固定費を整え、そのうえで先取り貯蓄を設定しましょう。

FP相談を使うなら、相談前に準備しておきたいこと

FP相談は、家計を客観的に見直すきっかけになります。

ただし、何も準備せずに相談すると、話がぼんやりしてしまうことがあります。

相談する前に、次の情報をざっくり整理しておくとスムーズです。

  • 毎月の手取り額
  • 家賃や住宅ローン
  • スマホ代
  • 保険料
  • サブスク代
  • クレジットカードの支払い
  • 毎月の貯金額
  • 奨学金やローンの返済額
  • 今後やりたいこと

完璧にまとめる必要はありません。

わかる範囲で大丈夫です。

FP相談では、保険、貯金、投資、住宅、教育費、老後資金などを幅広く相談できる場合があります。

ただし、無料相談の場合は、保険や金融商品の提案につながることもあります。

提案を受けるときは、その場で即決せず、自分に本当に必要かを落ち着いて確認しましょう。

20代が先取り貯蓄を始めるメリット

20代で先取り貯蓄を始めるメリットは、お金が増えることだけではありません。

一番大きいのは、お金の不安が少しずつ減ることです。

貯金がまったくない状態だと、急な出費があるたびに焦ります。

でも、数万円でも貯金があると、気持ちに余裕が生まれます。

さらに、毎月貯める習慣ができると、30代以降の選択肢も広がります。

転職、引っ越し、結婚、学び直し、副業、投資。

どれも、ある程度の余裕がある方が落ち着いて判断できます。

先取り貯蓄は、将来の自分を助けるための小さな準備です。

お金の管理に役立つ外部リンク

公的・専門機関の情報もチェック

家計管理・FP相談・先取り貯蓄を
信頼できる情報で確認できます

家計を整えるときは、ブログ記事だけでなく公的・専門機関の情報もあわせて確認しておくと安心です。

よくある質問

Q. 手取り20万円でも貯金できますか?

できます。

ただし、いきなり大きな金額を貯めようとすると続きにくいです。

まずは月5,000円〜1万円から始めるのがおすすめです。

慣れてきたら、月2万円を目標にしていきましょう。

Q. 先取り貯蓄はいくらから始めればいいですか?

最初は少額で大丈夫です。

月5,000円でも、1年続ければ6万円になります。

大切なのは、金額の大きさよりも、毎月続けることです。

Q. 貯金用口座は分けた方がいいですか?

分けた方が管理しやすいです。

生活費と貯金が同じ口座にあると、使っていいお金との区別がつきにくくなります。

貯金用口座を分けることで、先取り貯蓄を続けやすくなります。

Q. 先取り貯蓄と投資はどちらを先に始めるべきですか?

まずは生活防衛費を作ることがおすすめです。

生活防衛費がまったくない状態で投資を始めると、急な出費があったときに投資資金を取り崩す必要が出るかもしれません。

最低でも生活費1ヶ月分、できれば3ヶ月分を確保してから、少しずつ投資を考えると安心です。

Q. FP相談は受けた方がいいですか?

家計や保険、将来のお金に不安がある人にとって、FP相談は考えを整理するきっかけになります。

ただし、無料相談の場合は商品提案につながることもあります。

相談する場合は、提案内容をその場で決めず、自分に本当に必要かを一度持ち帰って考えることが大切です。

まとめ:手取り20万でも、仕組みを作れば貯金は始められる

手取り20万円でも、貯金を始めることはできます。

大切なのは、余ったら貯金するのではなく、先に貯金して残ったお金で生活することです。

まずは月5,000円〜1万円からで大丈夫です。

慣れてきたら、手取りの10%である月2万円を目標にしてみましょう。

先取り貯蓄を続けるためには、貯金用口座を分けること、自動振替を設定すること、固定費を見直すことが大切です。

貯金は、我慢大会ではありません。

将来の自分を少し楽にするための仕組み作りです。

今日できる第一歩は、貯金用口座を用意すること。

そして、次の給料日から少額でも先取り貯蓄を始めることです。

小さな金額でも、続ければちゃんと積み上がります。

まずは、できる金額から始めてみましょう。

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