「手取り20万円あるのに、なぜか毎月お金が残らない」
「贅沢しているつもりはないのに、生活が苦しい」
「貯金したいけど、何を見直せばいいかわからない」
このように感じている人は少なくありません。
手取り20万円という金額は、決して少なすぎるわけではありません。
しかし、家賃、食費、スマホ代、サブスク、保険料、交際費などが少しずつ積み重なると、毎月の生活に余裕がなくなってしまいます。
特に一人暮らしの場合、家賃や光熱費をすべて自分で負担するため、思っている以上に固定費が重くなりやすいです。
この記事では、手取り20万円で生活が苦しくなる原因と、見直すべき支出、家計を整えるための考え方を初心者向けにわかりやすく解説します。
この記事の結論
手取り20万円で生活が苦しい原因は、収入が少ないことだけではありません。
多くの場合、次のような理由が重なっています。
- 家賃が手取りに対して高い
- スマホ代やサブスクなどの固定費が多い
- 食費やコンビニ利用が積み上がっている
- なんとなく使っているお金を把握できていない
- 貯金を「余ったらする」状態になっている
- 急な出費に備えるお金がない
- 収入アップより先に支出管理ができていない
大切なのは、いきなり厳しい節約を始めることではありません。
まずは毎月出ていくお金を見える化し、負担の大きい固定費から順番に整えることです。
手取り20万円で生活が苦しくなる主な原因
1. 家賃が手取りに対して高い
手取り20万円で生活が苦しい場合、最初に確認したいのが家賃です。
家賃は一度決まると毎月必ず出ていく固定費です。
たとえば、手取り20万円で家賃が8万円の場合、収入の40%が家賃で消えます。
そこに食費、光熱費、通信費、保険料、日用品、交通費、交際費が加わると、貯金に回す余裕はかなり少なくなります。
一般的には、家賃は手取りの3分の1以内が目安と言われることがあります。
手取り20万円なら、家賃の目安は6万円台までに抑えられると家計は安定しやすくなります。
もちろん、住む地域や通勤事情によって変わりますが、家賃が高いと感じる場合は、他の支出をかなり絞らないと生活が苦しくなります。
2. スマホ代や通信費が高い
スマホ代も見直しやすい支出のひとつです。
大手キャリアの古いプランを使い続けている場合、毎月7,000円〜10,000円ほどかかっている人もいます。
一方で、格安SIMやオンライン専用プランに変えることで、月数千円まで下げられるケースもあります。
スマホ代は、毎月自動で引き落とされるため、意識しないと高いまま放置しやすい支出です。
まずは、次の3つを確認してみましょう。
- 毎月のスマホ代はいくらか
- 実際に使っているデータ容量は何GBか
- 不要なオプションがついていないか
スマホ代を月5,000円下げられれば、年間で6万円の節約になります。
これはかなり大きな金額です。
3. サブスクが増えすぎている
動画配信、音楽アプリ、クラウドストレージ、学習サービス、アプリ課金など、サブスクは少額に見えます。
しかし、月500円〜1,500円のサービスがいくつも重なると、毎月の負担は大きくなります。
たとえば、次のような状態になっていないでしょうか。
- 登録したまま使っていない動画配信サービスがある
- 無料期間後に課金され続けているサービスがある
- 似たようなサービスを複数契約している
- アプリ課金をなんとなく続けている
- クレジットカード明細を確認していない
サブスクは便利ですが、使っていないものは固定費になります。
月に1回だけでも、クレジットカード明細やアプリの契約状況を確認してみましょう。
4. コンビニ・外食・カフェ代が積み上がっている
手取り20万円で生活が苦しい人ほど、「大きな買い物はしていないのにお金がない」と感じることがあります。
その原因になりやすいのが、コンビニ、外食、カフェ代です。
たとえば、毎日コンビニで700円使うと、1ヶ月で約21,000円になります。
カフェで週3回、1回600円使うと、1ヶ月で約7,200円です。
ひとつひとつは小さな金額でも、月単位で見ると大きな支出になります。
もちろん、外食やカフェをすべてやめる必要はありません。
大切なのは、なんとなく使っているお金を減らすことです。
たとえば、次のような見直しから始めると続けやすいです。
- コンビニに行く回数を週2回減らす
- 飲み物は家から持っていく
- 外食は週の回数を決める
- カフェは作業目的の日だけにする
- 平日の昼食だけでも予算を決める
無理にゼロにするより、回数を決める方が続きやすいです。
5. 保険料を見直していない
保険料も、家計を圧迫しやすい固定費です。
特に、内容をよく理解しないまま加入した保険や、昔の生活状況に合わせて入った保険がそのままになっている場合は注意が必要です。
保険は安心のために必要なものですが、入りすぎると毎月の負担が重くなります。
見直すときは、次の点を確認しましょう。
- 何のために入っている保険か
- 毎月いくら払っているか
- 保障内容が今の生活に合っているか
- 公的保障でカバーできる部分はないか
- 同じような保障が重複していないか
保険は自己判断だけで解約するとリスクもあります。
不安な場合は、公的情報や専門家の意見も参考にしながら、必要な保障と不要な保障を整理しましょう。
6. クレジットカードや後払いで支出が見えにくい
クレジットカードや後払いサービスは便利ですが、使いすぎに気づきにくい面があります。
現金と違って、使った瞬間に財布のお金が減らないため、支出の実感が薄くなりやすいです。
特に注意したいのは、次のような使い方です。
- 毎月のカード請求額を把握していない
- リボ払いや分割払いを使っている
- 後払いアプリを複数使っている
- ネットショッピングの頻度が多い
- ポイント目的で不要な買い物をしている
手取り20万円で家計を安定させたいなら、まずは毎月のカード請求額を確認することが大切です。
支払い方法をシンプルにするだけでも、お金の流れは見えやすくなります。
手取り20万円で見直すべき支出の順番
生活が苦しいと感じたときに、いきなり食費を削ろうとする人は多いです。
しかし、食費を無理に削るとストレスがたまり、続かないことがあります。
おすすめは、固定費から順番に見直すことです。
1. 家賃
最も大きい固定費です。
すぐに引っ越しできない場合でも、次の更新時や転職・同棲・ライフスタイル変更のタイミングで見直す価値があります。
2. スマホ代
比較的見直しやすく、効果も出やすい支出です。
プラン変更や格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。
3. サブスク
使っていないサービスを解約するだけなので、初心者でも始めやすいです。
まずは1ヶ月使っていないものから整理しましょう。
4. 保険料
毎月の負担が大きい場合は、内容を確認しましょう。
ただし、必要な保障まで削らないように注意が必要です。
5. 食費・外食費
固定費を見直したうえで、食費や外食費の使い方を整えます。
無理な節約より、コンビニ回数や外食回数を決めるところから始めましょう。
6. 交際費・趣味代
交際費や趣味代は、人生の楽しみにもつながるお金です。
すべて削るのではなく、月の予算を決めて使うことが大切です。
手取り20万円の家計モデル
手取り20万円で生活する場合、あくまで一例ですが、次のような予算配分を目安にできます。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 家賃 | 60,000円 |
| 食費 | 35,000円 |
| 水道光熱費 | 12,000円 |
| 通信費 | 5,000円 |
| 日用品 | 8,000円 |
| 交通費 | 10,000円 |
| 保険・医療 | 8,000円 |
| 交際費・趣味 | 20,000円 |
| 貯金 | 20,000円 |
| 予備費 | 22,000円 |
この通りにしなければいけないわけではありません。
大切なのは、自分の生活に合わせて予算を決めることです。
家賃が高い人は、交際費や外食費を抑える必要があるかもしれません。
逆に、実家暮らしで家賃が少ない人は、貯金やスキルアップに回せる金額を増やしやすくなります。
生活が苦しいときにやってはいけないこと
1. いきなり投資で増やそうとする
生活が苦しいときに、いきなり投資でお金を増やそうとするのはおすすめしません。
投資は余裕資金で行うものです。
生活費や緊急用のお金がない状態で投資をすると、値下がりしたときに精神的な負担が大きくなります。
まずは、家計を整えて生活防衛費を作ることが先です。
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手取り20万円で生活が苦しいと感じる方は、急な出費に備える生活防衛費の目安もあわせて確認してみてください。
2. 我慢だけで節約しようとする
節約というと、食費を削る、遊びをやめる、欲しいものを我慢するというイメージがあるかもしれません。
しかし、我慢だけの節約は長続きしません。
本当に見直すべきなのは、満足度が低いのに毎月出ていくお金です。
使っていないサブスク、高いスマホ代、なんとなくのコンビニ利用。
こうした支出を減らす方が、ストレスなく家計を整えやすいです。
3. お金がない理由を自分のせいにしすぎる
手取り20万円で生活が苦しいと、「自分の管理能力が低いのかな」と感じることもあるかもしれません。
でも、物価上昇や家賃、社会保険料、将来不安など、個人の努力だけではどうにもならない部分もあります。
大切なのは、自分を責めることではありません。
今の収入の中で整えられるところを見つけ、少しずつ改善していくことです。
手取り20万円でも家計を整えるための考え方
1. まずは毎月の支出を見える化する
家計改善の第一歩は、支出を把握することです。
家計簿を完璧につける必要はありません。
まずは、次の3つだけ確認しましょう。
- 家賃やスマホ代などの固定費
- 食費や外食費などの変動費
- クレジットカードの毎月の請求額
1ヶ月分だけでも見える化すると、どこにお金が流れているのかがわかります。
2. 貯金は「余ったら」ではなく先に分ける
貯金が苦手な人ほど、「余ったら貯金しよう」と考えがちです。
しかし、余ったら貯金はなかなか続きません。
おすすめは、給料日に先に貯金分を分けることです。
最初は月5,000円でも大丈夫です。
大切なのは、金額よりも仕組みを作ることです。
3. 固定費を月1万円下げることを目標にする
家計改善では、まず月1万円の固定費削減を目標にすると現実的です。
たとえば、次のような組み合わせです。
- スマホ代を5,000円下げる
- サブスクを2,000円減らす
- 保険料を3,000円見直す
これだけで月1万円、年間12万円の改善になります。
月1万円の余裕ができると、貯金や生活防衛費づくりに回しやすくなります。
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手取り20万円で生活が苦しいと感じる方は、まず固定費を見直すことで毎月の負担を軽くできる可能性があります。
4. 収入アップも同時に考える
支出の見直しには限界があります。
手取り20万円で生活が苦しい場合、家計管理とあわせて収入アップも考えたいところです。
たとえば、次のような方法があります。
- 今の会社で昇給を目指す
- 資格やスキルを身につける
- 副業を小さく始める
- 転職で年収アップを狙う
- キャリアの方向性を見直す
ただし、いきなり副業や転職に飛びつく必要はありません。
まずは支出を整え、そのうえで収入アップの選択肢を考えると、冷静に判断しやすくなります。
外部リンク案
家計管理や生活設計について、公的な情報も確認しておくと安心です。
公的情報もチェック
家計管理や生活費の考え方を
公的機関の情報で確認できます
生活費の目安や家計管理の考え方は、ブログ記事だけでなく公的な情報もあわせて確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. 手取り20万円で一人暮らしは厳しいですか?
住む地域や家賃によって変わります。
家賃が高い地域では厳しく感じやすいですが、固定費を抑えれば生活できるケースもあります。
まずは家賃、スマホ代、サブスク、保険料などの固定費を確認しましょう。
Q. 手取り20万円で貯金はいくらできますか?
理想は月1万円〜2万円ほどですが、最初から無理をする必要はありません。
まずは月5,000円でも、給料日に先に分ける仕組みを作ることが大切です。
Q. 食費はどのくらいに抑えるべきですか?
一人暮らしなら、月3万円〜4万円台を目安にする人も多いです。
ただし、食費を無理に削りすぎると健康やストレスに影響します。
まずはコンビニ利用や外食回数を見直す方が続けやすいです。
Q. 節約しても生活が苦しい場合はどうすればいいですか?
固定費を見直しても苦しい場合は、収入アップも考える必要があります。
転職、副業、スキルアップ、社内評価の改善など、自分に合う方法を少しずつ検討しましょう。
Q. 家計簿が続かない場合はどうすればいいですか?
細かく記録しようとしなくて大丈夫です。
まずは固定費、食費、カード請求額だけ確認するところから始めましょう。
完璧な家計簿より、ざっくりでも続く仕組みの方が大切です。
まとめ:手取り20万円で苦しいときは、まず固定費から整えよう
手取り20万円で生活が苦しい原因は、収入だけではありません。
家賃、スマホ代、サブスク、保険料、外食費、カード払いなどが積み重なることで、毎月の余裕がなくなっているケースがあります。
大切なのは、自分を責めることではありません。
まずはお金の流れを見える化し、負担の大きい固定費から順番に整えていきましょう。
いきなり完璧な節約を目指す必要はありません。
スマホ代を見直す、使っていないサブスクを解約する、給料日に5,000円だけ先取り貯蓄する。
このような小さな一歩でも、家計は少しずつ変わります。
手取り20万円でも、支出の見直し方とお金の使い方を整えれば、生活に余裕を作ることはできます。
焦らず、できるところから始めていきましょう。


