「今の仕事を続けても、大きな年収アップは期待できない」
「転職するなら、できるだけ収入が高い仕事を選びたい」
「コンサル職は年収が高いと聞くけれど、自分にも目指せるのだろうか」
このように考えている20代・30代の人も多いのではないでしょうか。
転職は、毎月の収入を増やし、生活を立て直すための選択肢の一つです。
ただし、高所得という言葉だけを見て転職先を選ぶと、仕事内容や働き方が合わず、後悔する可能性があります。
大切なのは、現在の経歴やスキルに合った転職方法を選ぶことです。
この記事では、年収アップを目指しやすい転職先として注目されるコンサル職、未経験からの正社員転職、一般的な転職エージェントの活用方法を比較します。
結論|高所得を目指す転職方法は現在の経歴で選ぶ
転職方法は、誰にとっても同じではありません。
現在の経歴や目的によって、適した選択肢が異なります。
| 現在の状況 | 向いている転職方法 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 営業・企画・ITなどの実務経験がある | コンサル転職 | 年収アップと専門性向上を狙いやすい |
| フリーター・既卒・職歴が浅い | 未経験向け就職支援 | 書類・面接対策を受けながら正社員を目指せる |
| 転職先や業界をまだ決めていない | 総合型転職エージェント | 幅広い求人を比較しやすい |
| 現職の年収や働き方に不満がある | 複数の転職支援を比較 | 求人や担当者との相性を確認できる |
高い年収を狙うなら、コンサル職のように専門性の高い仕事が候補になります。
一方で、職歴が浅い人がいきなり難易度の高い求人だけを受けても、転職活動が長引く可能性があります。
まずは自分の現在地を整理しましょう。
私が家計を見直して「収入を増やす必要性」に気づいた話
私自身、以前はお金の管理が得意ではありませんでした。
クレジットカードを使いすぎてしまい、支払いができなくなる直前までいったこともあります。
当時は、口座に残っている金額だけを見て「まだ使える」と考えていました。
しかし、クレジットカードの請求は翌月以降にやってきます。
すでに使った金額を把握していなかったため、請求額を見て慌てることが何度もありました。
そこから、個人用のキャッシュフロー表を作り、次の項目を毎月確認するようになりました。
- 毎月の手取り収入
- 家賃や通信費などの固定費
- 食費や交際費などの変動費
- クレジットカードの利用額
- 貯金に回せる金額
支出を数字で管理するようになると、家計のムダが見えやすくなりました。
ただ、家計を整理するなかで、支出を減らすだけでは限界があることにも気づきました。
月5,000円や1万円の固定費を削減することは大切です。
一方で、収入が月3万円、5万円と増えれば、生活や貯金の余裕はさらに大きくなります。
そのため、家計を整えるには次の2つを並行して考える必要があります。
- 不要な支出を減らす
- 転職やスキルアップで収入を増やす
転職は、生活を一気に変える魔法ではありません。
それでも、現在の会社では年収アップが難しい場合には、有効な選択肢になります。
年収アップを目指しやすい転職先を比較
ここでは、代表的な3つの選択肢を比較します。
1.コンサル職へ転職する
コンサル職は、企業の課題を整理し、改善策の提案や実行支援を行う仕事です。
dodaの2025年平均年収ランキングでは、コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人などの専門職全体の平均年収は619万円でした。業務改革コンサルタントは738万円、戦略・経営コンサルタントは730万円とされています。
全職種の平均年収が429万円とされているため、コンサル関連の専門職は比較的高い年収水準にあります。
ただし、誰でも簡単に高所得になれるわけではありません。
コンサル職では、次のような能力が求められます。
- 課題を整理する力
- 数字や事実をもとに考える力
- 相手の話を正確に聞く力
- 解決策をわかりやすく伝える力
- 短期間で業界知識を学ぶ力
厚生労働省の職業情報提供サイトでは、ITコンサルタントの仕事として、顧客の経営計画や課題を整理し、IT戦略や解決策を検討・提案する業務が挙げられています。
営業、企画、IT、経理、人事などで業務改善やマネジメントを経験している人は、経験を活かせる可能性があります。
コンサル転職が向いている人
- 現職で成果や改善実績がある
- 数字を使って仕事を説明できる
- 忙しい環境でも学び続けられる
- 年収だけでなく市場価値も高めたい
- 将来は経営企画や新規事業にも関わりたい
コンサル転職の注意点
- 選考難易度が高い場合がある
- ケース面接の対策が必要になることがある
- プロジェクトによって繁忙度が異なる
- 高年収には相応の責任や成果が求められる
- 現在の経験に合う分野を選ぶ必要がある
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2.未経験から正社員を目指す
現在フリーターや既卒で、正社員経験がない、または職歴が浅い場合は、最初から高所得だけを目指すより、キャリアの土台を作ることが重要です。
まずは正社員として実務経験を積み、その後に転職やスキルアップで年収を上げる方法があります。
未経験向け就職支援では、次のようなサポートを受けられる場合があります。
- 自分に合う仕事の整理
- 履歴書や職務経歴書の作成
- 面接対策
- 未経験者を採用している求人の紹介
- 入社前後の相談
短期間で高所得を目指す方法ではありません。
一方で、職歴や経験を作ることは、その後の転職で選択肢を増やすことにつながります。
未経験向け就職支援が向いている人
- フリーターから正社員を目指したい
- 職歴に自信がない
- 書類選考に通らない
- 面接で何を話せばよいかわからない
- 一人で就職活動を続けるのが不安
注意点
- 紹介される求人は支援サービスによって異なる
- 希望業界の求人がない可能性もある
- 最初から高年収を提示されるとは限らない
- 求人内容や労働条件を自分でも確認する必要がある
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3.総合型の転職エージェントを利用する
「コンサル職に決めているわけではない」
「自分に合う業界や職種を比較したい」
という人は、総合型の転職エージェントを活用する方法があります。
総合型転職エージェントは、営業、IT、管理部門、メーカー、サービス業など、幅広い求人を扱っています。
利用することで、現在の経歴で応募できる求人や、想定される年収を確認しやすくなります。
転職エージェントを複数利用すると、各社が保有する求人や担当者の提案を比較できます。一方で、利用するサービスが増えるほど、応募や面接の日程管理が複雑になる点には注意が必要です。
総合型転職エージェントが向いている人
- 転職先の業界を決めていない
- 幅広い求人を比較したい
- 自分の市場価値を確認したい
- 書類や面接のサポートを受けたい
- 現職を続けながら転職活動を進めたい
注意点
- 担当者によって提案の質が異なる
- 希望と異なる求人を紹介されることがある
- 転職を急かされると感じる場合がある
- すべての求人が自分に合うとは限らない
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高所得を目指すなら年収だけで比較しない
転職先を比較するとき、求人票の年収上限だけを見てはいけません。
「年収500万円から1,000万円」と書かれていても、全員が1,000万円からスタートできるわけではありません。
実際の提示年収は、経験、年齢、スキル、役職、前職年収などによって決まります。
次の項目もあわせて比較しましょう。
| 比較項目 | 確認する内容 |
| 想定年収 | 入社時に現実的に提示される金額 |
| 基本給 | インセンティブを除いた固定の給与 |
| 賞与 | 支給条件や過去実績 |
| 残業時間 | 固定残業代の有無も確認 |
| 仕事内容 | 実際に担当する業務 |
| 評価制度 | 昇給や昇格の条件 |
| 転勤・出張 | 生活に影響があるか |
| 福利厚生 | 住宅手当や退職金など |
| キャリア | 数年後にどんな経験が残るか |
年収が高くても、残業時間が大幅に増えれば、時給換算では大きく変わらない場合があります。
また、仕事内容が合わず短期離職になれば、その後の転職に影響する可能性もあります。
高所得を目指す転職先の選び方5ステップ
1.現在の収入と支出を把握する
まずは、転職でどの程度の年収アップが必要なのかを明確にします。
私が行ったように、キャッシュフロー表で毎月の収入と支出を整理すると、必要な金額を考えやすくなります。
たとえば、毎月3万円不足しているからといって、必ず年収を100万円上げなければならないとは限りません。
固定費を1万円減らし、手取りを2万円増やす方法もあります。
2.現在の経験と実績を棚卸しする
転職では、何年働いたかだけではなく、何を経験し、どのような成果を出したかが重要です。
次の内容を書き出しましょう。
- 担当した仕事内容
- 改善したこと
- 数字で説明できる成果
- マネジメント経験
- 顧客対応経験
- 使用できるツールや資格
3.応募できる求人の年収帯を確認する
希望年収だけでなく、現在の経歴で応募できる求人を確認します。
コンサル職に興味があっても、経験によっては営業やIT職を経由したほうが、将来的に年収を上げやすい場合があります。
4.複数の転職方法を比較する
特化型エージェント、総合型エージェント、未経験向け就職支援では、得意分野が異なります。
最初から一つに決めず、次の観点で比較しましょう。
- 希望職種の求人があるか
- 未経験求人を扱っているか
- 書類・面接対策があるか
- 担当者の説明がわかりやすいか
- 転職を急かされないか
5.転職しない選択肢も含めて判断する
求人を確認した結果、現職に残ったほうがよい場合もあります。
社内異動、資格取得、副業、昇給交渉など、転職以外の方法も含めて判断しましょう。
転職は手段であり、目的ではありません。
高所得を目指す転職で注意したいこと
「未経験でもすぐ高収入」をうのみにしない
未経験者向け求人でも、成果報酬や長時間労働を前提に高い年収例が掲載されている場合があります。
基本給、固定残業代、インセンティブ条件を確認しましょう。
現職を辞めてから転職活動を始めない
退職後に収入がなくなると、焦って転職先を決めてしまう可能性があります。
特別な事情がなければ、現職を続けながら転職活動を進めるほうが、条件を比較しやすくなります。
一つの求人だけで判断しない
最初に内定が出た会社が最適とは限りません。
仕事内容、給与、働き方、将来性を比較しましょう。
年収アップを保証する情報に注意する
転職による年収は、本人の経歴や求人状況によって異なります。
「誰でも高所得」「必ず年収が上がる」といった表現には注意が必要です。
よくある質問
未経験から高所得を目指せる仕事はありますか?
営業職、IT職、コンサル職などは、経験や成果によって年収アップを目指せる場合があります。ただし、入社直後から高所得になるとは限りません。まずは経験を積み、専門性や実績を高めることが重要です。
コンサル職は未経験でも転職できますか?
未経験者を採用する求人もあります。営業、企画、IT、経理、人事などの経験が評価される場合がありますが、応募先によってはケース面接などの対策が必要です。
転職エージェントは何社利用すればよいですか?
最初は2〜3社程度を比較し、求人の質や担当者との相性を確認する方法があります。利用数が多すぎると、応募や面接の日程管理が難しくなるため注意しましょう。
年収だけで転職先を選ぶのは危険ですか?
年収だけでなく、仕事内容、残業時間、評価制度、福利厚生、将来のキャリアも確認する必要があります。年収が上がっても、働き方が合わなければ長続きしない可能性があります。
転職すれば家計は改善しますか?
収入が増えれば家計に余裕が生まれる可能性があります。ただし、支出も増えるとお金は残りません。転職と同時に、毎月の収入と支出を管理することが大切です。
まとめ|高所得を目指すなら現在地に合う転職方法を選ぼう
高所得を目指せる転職先として、コンサル職は有力な選択肢の一つです。
実際に、コンサルティングファームや専門事務所などの専門職は、全職種と比べて高い平均年収が示されています。
ただし、現在の職歴や経験によって、適した転職方法は異なります。
実務経験や改善実績がある人は、コンサル転職を検討できます。
職歴が浅い人は、未経験向け就職支援を活用し、まず正社員として経験を積む方法があります。
転職先が決まっていない人は、総合型転職エージェントで求人を比較するとよいでしょう。
私自身、クレジットカードを使いすぎて支払いに困る直前までいった経験から、キャッシュフロー表を作り、毎月の収入と支出を確認するようになりました。
家計を整えるには、支出の見直しだけでなく、収入を増やす方法も考える必要があります。
ただし、年収だけで仕事を選ぶのではなく、自分の経験、働き方、将来のキャリアまで含めて判断することが大切です。
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