「英会話を始めたいけど、何からやればいいかわからない」
「単語帳や文法書を買ったけど、結局続かなかった」
「オンライン英会話にも興味はあるけど、いきなり話すのは不安」
英会話を始めようと思ったとき、多くの人が最初に迷うのが「勉強の順番」です。
英単語を覚えるべきなのか、文法をやり直すべきなのか、アプリを使うべきなのか、オンライン英会話を始めるべきなのか。
選択肢が多すぎて、逆に動けなくなってしまう人も多いです。
でも、英会話初心者が最初にやるべきことは、難しい勉強ではありません。
まずは、英語を話す目的を決めて、よく使う表現から少しずつ口に出すことです。
この記事では、英会話を始めたい初心者向けに、何から始めればいいのか、挫折しない学習順番、独学・アプリ・オンライン英会話の使い分けをわかりやすく解説します。
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この記事の結論
英会話初心者が最初にやるべきことは、次の5つです。
- 英会話を学ぶ目的を決める
- 中学レベルの基礎文法を軽く復習する
- よく使う英語フレーズを声に出す
- 短い自己紹介を作る
- アプリやオンライン英会話で実際に話す機会を作る
最初から難しい文法や長い英作文をやる必要はありません。
大切なのは、「英語を知っている状態」から「英語を口に出せる状態」に少しずつ変えていくことです。
英会話は、勉強だけではなく練習が必要です。
まずは1日10分でもいいので、英語を声に出す習慣を作るところから始めましょう。
英会話初心者がつまずきやすい理由
英会話初心者がつまずきやすい理由は、英語力がないからだけではありません。
多くの場合、学習の順番を間違えていることが原因です。
たとえば、次のようなパターンです。
- いきなり難しい文法書から始める
- 単語を暗記するだけで終わる
- 聞き流しだけで話せるようになると思ってしまう
- 完璧に話せるまで会話練習を避ける
- 教材を増やしすぎて続かなくなる
- 目的があいまいなまま勉強する
英会話は、知識を増やすだけでは話せるようになりにくいです。
単語や文法を知っていても、口から出す練習をしていなければ、会話の場面で言葉が出てこないことがあります。
逆に、完璧な英語でなくても、短い文を使って伝える練習を続ければ、少しずつ話しやすくなります。
初心者に必要なのは、難しい教材ではなく、無理なく続けられる順番です。
英会話を始める前に目的を決める
英会話を始める前に、まず目的を決めましょう。
目的がないまま勉強すると、何をどこまでやればいいのかわからなくなります。
たとえば、英会話を学ぶ目的には次のようなものがあります。
- 海外旅行で困らないようにしたい
- 外国人のお客様に簡単な対応をしたい
- 仕事で英語を使えるようになりたい
- 将来の転職やキャリアに活かしたい
- 英語の会議やメールに対応したい
- 趣味として英語を楽しみたい
- 海外の動画や映画を字幕なしで楽しみたい
目的によって、必要な英語は変わります。
海外旅行で使いたい人なら、空港、ホテル、レストラン、買い物の表現を優先すればOKです。
仕事で使いたい人なら、自己紹介、メール、会議、電話、提案、確認の表現が必要になります。
まずは「何のために英会話を学びたいのか」を1つ決めることが大切です。
初心者が目指すべき英会話レベル
初心者が最初に目指すべきレベルは、完璧な英語ではありません。
まずは、簡単な自己紹介や日常会話ができるレベルを目指しましょう。
たとえば、次のようなことができれば最初の目標として十分です。
- 名前や仕事を伝えられる
- 好きなことを簡単に話せる
- 相手に簡単な質問ができる
- わからないときに聞き返せる
- レストランやホテルで簡単なやり取りができる
- 自分の予定や希望を短い文で伝えられる
英語力の目安としては、CEFRという国際的なレベル指標があります。
A1は基本的な表現を理解し、簡単なやり取りができる初級レベルです。
A2は、身近な話題について簡単なコミュニケーションができるレベルです。
最初からビジネス英語やネイティブのような発音を目指す必要はありません。
まずはA1〜A2レベルの表現を使って、自分のことを話せる状態を目指しましょう。
英会話初心者がやるべき学習順番
ここからは、英会話初心者が何から始めればいいのかを、具体的な順番で解説します。
ステップ1:中学レベルの文法を軽く復習する
英会話を始めるなら、まず中学レベルの文法を軽く復習しましょう。
ただし、文法を完璧に覚える必要はありません。
会話でよく使う基本だけで大丈夫です。
まず確認したいのは、次のような文法です。
- be動詞
- 一般動詞
- 疑問文
- 否定文
- 現在形
- 過去形
- 未来表現
- 助動詞
- 比較
- 目的語
- 前置詞
英会話では、難しい文法よりも、基本文型をすぐ使えることが大切です。
たとえば、次のような文が作れれば十分です。
I work in Tokyo.
I like coffee.
I went to Osaka last week.
I want to improve my English.
Can you say that again?
まずは、短い文で自分のことを言えるようにしましょう。
ステップ2:よく使うフレーズを覚える
文法を少し復習したら、次はよく使うフレーズを覚えます。
英会話では、毎回ゼロから文章を作る必要はありません。
よく使う表現をかたまりで覚えると、会話で出しやすくなります。
初心者が最初に覚えたいフレーズは、次のようなものです。
- Nice to meet you.
- I’m from Japan.
- I work as a salesperson.
- I’m learning English.
- Could you speak more slowly?
- Could you say that again?
- What do you mean?
- I’m not sure.
- Let me think.
- That sounds good.
最初は、難しい表現よりも、会話を続けるための表現を優先しましょう。
「聞き返す」「考える時間を作る」「わからないと伝える」表現を覚えておくと、会話中に焦りにくくなります。
ステップ3:短い自己紹介を作る
初心者が最初に作るべきなのは、自己紹介です。
自己紹介は、英会話の入口として使う場面が多いからです。
まずは、30秒で話せる短い自己紹介を作りましょう。
例文は次の通りです。
Hi, I’m Yuta.
I’m from Japan.
I work in sales.
I’m learning English because I want to communicate with more people.
In my free time, I like watching movies and drinking coffee.
Nice to meet you.
最初はこのくらい短くて大丈夫です。
自己紹介を作ったら、何度も声に出して練習しましょう。
見ないで言えるようになると、英語を話す自信が少しずつついてきます。
ステップ4:音読で口を慣らす
英会話では、頭で理解しているだけでは足りません。
口が英語に慣れていないと、会話のときに言葉が出てこないからです。
そこでおすすめなのが音読です。
音読は、英語を声に出して読む練習です。
最初は短い英文で大丈夫です。
音読するときは、次のポイントを意識しましょう。
- 1日5分から始める
- 短い文章を選ぶ
- 意味を理解して読む
- できれば音声を聞いてまねる
- 完璧な発音を目指しすぎない
- 同じ文章を何度も読む
英語を話すためには、口を動かす練習が必要です。
聞くだけ、読むだけではなく、声に出す時間を作りましょう。
ステップ5:独り言英会話をする
音読に慣れてきたら、独り言英会話もおすすめです。
独り言英会話とは、日常のことを英語でつぶやく練習です。
たとえば、次のような短い文でOKです。
I’m hungry.
I’m going to work.
It’s cold today.
I want to drink coffee.
I have a meeting at 3 p.m.
I’m tired, but I’ll study English for 10 minutes.
最初は文法が間違っていても大丈夫です。
目的は、英語を口から出すことに慣れることです。
慣れてきたら、自分の1日の予定や感想を英語で言ってみましょう。
ステップ6:アプリやAIで練習する
英会話初心者は、いきなり人と話すのが怖いこともあります。
その場合は、アプリやAI英会話を使うのも選択肢です。
アプリやAIを使うメリットは、間違えても恥ずかしくないことです。
何度でも練習できるため、英語を口に出すハードルが下がります。
ただし、アプリだけで完結しようとすると、実際の会話に慣れにくい場合もあります。
アプリは、あくまで準備練習として使うのがおすすめです。
慣れてきたら、オンライン英会話や英会話スクールなど、実際に人と話す機会も作りましょう。
ステップ7:オンライン英会話で実践する
英会話を伸ばすには、実際に話す経験が必要です。
オンライン英会話は、自宅で英語を話す練習ができるため、初心者にも取り入れやすい方法です。
ただし、いきなり毎日レッスンを入れる必要はありません。
最初は週1回でも十分です。
大切なのは、レッスンを受けること自体ではなく、レッスン前後の準備と復習です。
おすすめの流れは次の通りです。
- レッスン前に話したいことを3つ準備する
- レッスン中に言えなかった表現をメモする
- レッスン後に言いたかった表現を調べる
- 次のレッスンで同じ表現を使ってみる
この流れを続けると、ただレッスンを受けるよりも上達しやすくなります。
英会話初心者におすすめの勉強時間
英会話は、長時間まとめて勉強するよりも、短時間でも毎日続ける方が効果を感じやすいです。
初心者なら、まずは1日10分から始めましょう。
おすすめの学習配分は次の通りです。
- 文法復習:5分
- フレーズ音読:5分
- 独り言英会話:3分
- リスニング:5分
- 週1回のオンライン英会話:25分
毎日すべてやる必要はありません。
忙しい日は、自己紹介を1回読むだけでもOKです。
大事なのは、英語に触れない日を減らすことです。
英会話は、短期間で一気に伸ばそうとすると挫折しやすくなります。
まずは、続けられる量から始めましょう。
独学・アプリ・オンライン英会話の違い
英会話を始める方法には、独学、アプリ、オンライン英会話、英会話スクールなどがあります。
それぞれに向いている人が違います。
独学が向いている人
独学は、お金をあまりかけずに始めたい人に向いています。
文法の復習、単語、音読、リスニングなどは独学でもできます。
ただし、自分で計画を立てて続ける必要があります。
向いている人は、次のような人です。
- まずは無料や低コストで始めたい
- 自分のペースで勉強したい
- 文法や単語をやり直したい
- いきなり人と話すのが不安
アプリが向いている人
アプリは、スキマ時間に勉強したい人に向いています。
通勤時間、昼休み、寝る前などに使いやすいのがメリットです。
AI英会話アプリなら、発音練習や会話練習ができるものもあります。
向いている人は、次のような人です。
- スキマ時間で勉強したい
- ゲーム感覚で続けたい
- 人と話す前に練習したい
- 間違えるのが恥ずかしい
オンライン英会話が向いている人
オンライン英会話は、実際に話す機会を作りたい人に向いています。
独学だけでは、英語を口に出す機会が不足しがちです。
オンライン英会話を使うと、短い時間でも会話の練習ができます。
向いている人は、次のような人です。
- 実際に英語を話したい
- 会話に慣れたい
- 自宅でレッスンを受けたい
- 外国人講師と話してみたい
- 英語を話す習慣を作りたい
英会話スクールが向いている人
英会話スクールは、対面で学びたい人や、学習をサポートしてほしい人に向いています。
料金は高めになりやすいですが、講師やカウンセラーに相談しながら進められるのがメリットです。
向いている人は、次のような人です。
- 一人だと続かない
- 対面で教えてほしい
- 学習計画を立ててほしい
- 仕事で英語が必要
- 短期間で集中して学びたい
外部リンク
英語レベルの目安を
British Councilで確認できます
A1〜C2などの英語レベルを確認したい方は、公式情報もあわせて参考にしてみてください。

英会話初心者がやってはいけない勉強法
教材を増やしすぎる
英会話初心者がよくやりがちなのが、教材を増やしすぎることです。
単語帳、文法書、アプリ、YouTube、英会話本。
たくさん用意すると、勉強している気分にはなります。
でも、実際にはどれも中途半端になりやすいです。
最初は、文法用に1つ、フレーズ用に1つ、会話練習用に1つで十分です。
完璧に話そうとする
英会話で完璧を目指しすぎると、話せなくなります。
文法ミスや発音ミスを気にしすぎると、言葉が出てこなくなるからです。
初心者のうちは、正しさよりも伝えることを優先しましょう。
I want coffee.
I go station.
Tomorrow meeting.
最初はこのくらいでも、相手に伝わることがあります。
そこから少しずつ正しい形に直していけば大丈夫です。
聞き流しだけで話せると思う
英語を聞き流すだけで自然に話せるようになる人は多くありません。
リスニングは大切ですが、英会話には口に出す練習が必要です。
聞く、まねる、声に出す、実際に使う。
この流れを作ることが大切です。
いきなり難しい教材を選ぶ
初心者が難しすぎる教材を選ぶと、すぐに挫折しやすいです。
最初は簡単すぎるくらいで大丈夫です。
「わかる英語」を「使える英語」に変えることが大事だからです。
中学英語の簡単な文でも、スムーズに口から出すのは意外と難しいです。
英会話を続けるコツ
目的を小さくする
「英語をペラペラに話せるようになる」という目標は大きすぎます。
最初は、もっと小さくしましょう。
たとえば、次のような目標です。
- 自己紹介を言えるようにする
- 海外旅行で注文できるようにする
- 1日1フレーズ声に出す
- 週1回オンライン英会話を受ける
- 3ヶ月で簡単な日常会話に慣れる
目標が小さい方が、行動に移しやすくなります。
間違える前提で練習する
英会話は、間違えながら上達します。
最初から正しく話せる人はいません。
むしろ、間違えた表現ほど記憶に残りやすいことがあります。
大切なのは、間違えたあとに直すことです。
オンライン英会話やアプリを使う場合も、「今日は間違えてOK」と思って練習すると続けやすくなります。
生活の中に英語を入れる
英会話を続けるには、生活の中に英語を入れるのがおすすめです。
たとえば、次のような方法です。
- 朝の準備中に英語音声を聞く
- 通勤中に英語フレーズを確認する
- 寝る前に自己紹介を1回読む
- スマホのメモに英語で予定を書く
- 好きな映画の短いセリフをまねる
英語学習を特別なイベントにすると、続けるのが大変になります。
日常の一部にすることで、少しずつ習慣になります。
英会話初心者はオンライン英会話を使うべき?
英会話初心者でも、オンライン英会話を使うのはおすすめです。
ただし、いきなり何も準備せずに始めると、沈黙が増えて不安になることがあります。
最初は、次の準備をしてから受けると安心です。
- 自己紹介を用意する
- 聞き返しフレーズを覚える
- 話したいテーマを決める
- わからないときの表現を準備する
- レッスン後に復習する
オンライン英会話は、英語を話す場としてかなり便利です。
ただし、受けるだけで自動的に上達するわけではありません。
予習、実践、復習の流れを作ることで、効果を感じやすくなります。

英会話初心者が最初に覚えたいフレーズ
最後に、初心者が最初に覚えておきたいフレーズをまとめます。
自己紹介で使えるフレーズ
Hi, I’m 〇〇.
I’m from Japan.
I live in Tokyo.
I work in sales.
I’m learning English.
Nice to meet you.
聞き返すときのフレーズ
Could you say that again?
Could you speak more slowly?
What does that mean?
I don’t understand.
Please type it in the chat.
会話を続けるフレーズ
How about you?
That’s interesting.
I see.
Sounds good.
Let me think.
自分の気持ちを伝えるフレーズ
I’m happy.
I’m tired.
I’m nervous.
I’m excited.
I want to improve my English.
まずは、これらのフレーズを声に出して練習しましょう。
覚えるだけでなく、口から出せるようにすることが大切です。
よくある質問
Q. 英会話初心者は何から始めればいいですか?
まずは、英会話を学ぶ目的を決めて、中学レベルの文法を軽く復習しましょう。
そのうえで、よく使うフレーズを声に出し、短い自己紹介を作るのがおすすめです。
Q. 英単語と文法、どちらを先に勉強すべきですか?
どちらも大切ですが、初心者は会話でよく使う文法とフレーズを優先しましょう。
単語だけを暗記しても、文章にして口に出す練習をしないと会話では使いにくいです。
Q. オンライン英会話は初心者でも大丈夫ですか?
初心者でも大丈夫です。
ただし、自己紹介、聞き返しフレーズ、話したいテーマを準備してから受けると安心です。
最初は週1回からでも十分です。
Q. 英会話は独学でも話せるようになりますか?
独学でも基礎力はつけられます。
ただし、実際に話す練習をしないと、会話には慣れにくいです。
独学で基礎を作り、アプリやオンライン英会話で実践する流れがおすすめです。
Q. 英会話はどのくらいで話せるようになりますか?
目的や学習時間によって変わります。
まずは3ヶ月を目安に、自己紹介や簡単な日常会話に慣れることを目指しましょう。
短期間で完璧を目指すより、少しずつ続けることが大切です。
まとめ:英会話は「勉強」より先に、口に出す習慣を作ろう
英会話初心者が最初にやるべきことは、難しい教材を買うことではありません。
まずは、目的を決めて、簡単な英語を声に出すことです。
中学レベルの文法を軽く復習し、よく使うフレーズを覚え、短い自己紹介を作る。
そこから音読、独り言英会話、アプリ、オンライン英会話へと進めていくと、無理なく英語を話す練習ができます。
英会話は、完璧になってから話すものではありません。
話しながら、少しずつ慣れていくものです。
最初は間違えて大丈夫です。
1日10分でも、英語を口に出す時間を作ることで、少しずつ自信がついてきます。
まずは今日、自分の名前、仕事、英語を学びたい理由を英語で言ってみるところから始めてみましょう。

