生活費が足りないときに見直す順番|焦らず整える家計改善ガイド

お金・家計

「給料日前になると生活費が足りない」

「節約しているつもりなのに、なぜかお金が残らない」

「家計簿をつけようと思っても続かない」

このように感じている人は、決して少なくありません。

生活費が足りないと感じると、すぐに「もっと収入を増やさないと」と考えがちです。

もちろん収入を増やすことも大切です。

でも、その前に一度見直したいのが、今のお金の流れです。

実は、生活費が足りない原因は、収入の少なさだけではないことがあります。

毎月いくら使えるのかが曖昧だったり、使っていないサブスクを払い続けていたり、固定費が高いままになっていたりすることもあります。

僕自身も、以前は家計簿をうまくつけられず、月にいくら使えるのかをかなりどんぶり勘定で考えていました。

さらに、ほとんど使っていないサブスクを払い続けていたこともあります。

そのときに学んだのは、生活費を整えるために必要なのは、完璧な家計簿ではなく「見直す順番」だということです。

この記事では、生活費が足りないときに何から見直せばいいのかを、焦らず進められる順番で解説します。

この記事の結論

生活費が足りないときは、いきなり食費を削ったり、無理な節約を始めたりする必要はありません。

まずは、次の順番で見直すのがおすすめです。

  1. 今月いくら使えるのかを把握する
  2. 支払い日と残高を確認する
  3. 使っていないサブスクを止める
  4. スマホ代や保険料などの固定費を見直す
  5. 食費・日用品費をゆるく整える
  6. 生活防衛費を少しずつ作る
  7. 足りない分を収入アップで補う

大切なのは、最初から完璧にやろうとしないことです。

家計簿が続かない人でも、まずは「毎月いくら使えるのか」だけ把握できれば、家計は少しずつ整えられます。

生活費が足りないと感じる原因

生活費が足りないと感じる原因は、人によって違います。

ただ、多くの場合は次のどれかに当てはまります。

  • 毎月いくら使えるのか把握できていない
  • クレジットカードの支払いが後から重くなる
  • 使っていないサブスクを払い続けている
  • スマホ代や保険料などの固定費が高い
  • コンビニや外食などの小さな支出が積み重なっている
  • 急な出費に備えるお金がない
  • 収入に対して家賃や固定費の割合が高い

生活費が足りないときほど、「何となく不安」になりやすいです。

でも、不安の正体が見えないままだと、何を直せばいいのかもわかりません。

まずは、自分のお金がどこに流れているのかをざっくり見ることから始めましょう。

順番1:今月いくら使えるのかを把握する

最初にやるべきことは、今月使えるお金を把握することです。

ここで大事なのは、細かい家計簿を完璧につけることではありません。

まずは、次の計算だけで大丈夫です。

手取り収入 − 固定費 − 先に必要な支払い = 今月自由に使えるお金

たとえば、手取りが20万円で、家賃・スマホ代・保険料・サブスク・クレジットカード支払いなどを引いたあとに8万円残るなら、その8万円が今月の生活費の目安です。

ここを把握していないと、「まだ大丈夫」と思って使っていたら、月末に足りなくなることがあります。

僕も以前は、月にいくら使えるのかをかなりざっくり考えていました。

家計簿をつけようとしても続かず、結局「今月どれくらい余裕があるのか」が見えない状態でした。

でも、完璧な家計簿ではなく、まず使える金額だけ見るようにしたことで、かなり整理しやすくなりました。

順番2:支払い日と残高を確認する

生活費が足りない人は、支払い日がバラバラになっていることがあります。

家賃、スマホ代、クレジットカード、保険料、サブスク、光熱費。

これらの引き落とし日を把握していないと、「口座にはお金がある」と思っていても、あとから大きな支払いが来て焦ることになります。

まずは、次の3つを書き出してみましょう。

  • 何の支払いか
  • 毎月いくらか
  • 何日に引き落とされるか

これだけでも、家計の見え方がかなり変わります。

特にクレジットカードは、使った日と引き落とし日がずれるため、生活費が足りなくなる原因になりやすいです。

カード払いが多い人は、今月使った金額だけでなく、来月引き落とされる金額も確認しておきましょう。

順番3:使っていないサブスクを止める

生活費が足りないときに、最初に見直しやすいのがサブスクです。

動画配信サービス、音楽アプリ、オンライン学習、クラウドサービス、ジム、アプリ課金など、毎月自動で引き落とされるものは意外と多いです。

僕自身も、ほとんど使っていないサブスクを払い続けていたことがあります。

月額で見ると小さな金額でも、積み重なると家計にじわじわ効いてきます。

たとえば、月1,000円のサブスクでも、年間では12,000円です。

月1,500円なら、年間18,000円です。

複数契約していると、年間で数万円になることもあります。

見直すときは、次の基準で考えると整理しやすいです。

  • この1ヶ月で使ったか
  • なくても困らないか
  • 同じようなサービスを複数契約していないか
  • 年払いの更新日が近くないか
  • 本当に今の生活に必要か

迷ったら、一度解約してみるのもありです。

必要ならまた再契約できます。

サブスクは、やめる決断をした瞬間から固定費が下がるので、家計改善の第一歩としてかなり効果的です。

順番4:スマホ代を見直す

次に見直したいのがスマホ代です。

スマホは毎月必ずかかる固定費なので、一度下げられると節約効果が続きます。

たとえば、スマホ代が月8,000円から月3,000円になれば、毎月5,000円の差です。

年間では60,000円の差になります。

これはかなり大きいです。

スマホ代を見直すときは、次のポイントを確認しましょう。

  • 今のプランが自分の使用量に合っているか
  • データ容量を使い切っているか
  • 通話オプションを本当に使っているか
  • 格安SIMやオンライン専用プランに変えられないか
  • 家族割やセット割に頼りすぎていないか

スマホ代は、一度プランを変えるだけで家計に余裕が出やすい項目です。

生活費が足りないと感じる人ほど、早めに確認しておきたい固定費です。

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順番5:保険料を見直す

保険料も、生活費を圧迫しやすい固定費です。

もちろん、保険は万が一に備えるために大切なものです。

ただし、昔入ったまま内容を見直していない保険や、今の生活に合っていない保障がある場合は、家計の負担になっていることがあります。

保険を見直すときは、次の点を確認しましょう。

  • 何のために入っている保険か
  • 保障内容を理解しているか
  • 毎月の保険料はいくらか
  • 貯金や公的保障でカバーできる部分はないか
  • 家族構成や働き方に合っているか

ただし、保険は安ければいいというものではありません。

必要な保障まで削ってしまうと、いざというときに困る可能性があります。

見直す場合は、いきなり解約するのではなく、内容を確認してから判断しましょう。

順番6:食費と日用品費をゆるく整える

固定費を見直したあとに、食費や日用品費を整えていきます。

生活費が足りないと、すぐに「食費を削らないと」と考えがちです。

でも、食費を極端に削ると、ストレスが溜まりやすく、健康にも影響が出ることがあります。

食費は、無理に削るよりも、使い方を整える意識が大切です。

たとえば、次のような見直しから始めると続けやすいです。

  • コンビニに寄る回数を減らす
  • 飲み物を毎回買わずに持参する
  • 外食をゼロにせず、回数だけ決める
  • まとめ買いしすぎて食品を捨てない
  • 日用品はセール時に必要な分だけ買う
  • なんとなく買いを減らす

大切なのは、我慢しすぎないことです。

節約は、生活を苦しくするためのものではありません。

ムダな支出を減らして、本当に必要なものにお金を使いやすくするためのものです。

順番7:生活防衛費を少しずつ作る

生活費が足りない状態を抜け出すためには、生活防衛費も大切です。

生活防衛費とは、病気、ケガ、失業、急な出費などに備えるためのお金です。

生活防衛費がまったくないと、急な出費があるたびに家計が崩れてしまいます。

最初から大きな金額を貯める必要はありません。

まずは1万円。

次に5万円。

その次に生活費1ヶ月分。

このように段階を分けて積み上げていきましょう。

生活防衛費があると、気持ちにも余裕が出ます。

給料日前の不安や、急な出費への焦りが少しずつ減っていきます。

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順番8:先取り貯蓄で仕組み化する

生活費の流れが少し見えてきたら、先取り貯蓄を取り入れるのもおすすめです。

先取り貯蓄とは、給料が入ったら先に貯金分を別口座へ移し、残ったお金で生活する方法です。

「余ったら貯金」だと、どうしても月末にお金が残りにくくなります。

だからこそ、少額でも先に分けておくことが大切です。

最初は月1,000円や3,000円でも大丈夫です。

大事なのは、貯金する習慣を作ることです。

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生活費を整えたあとに、毎月少しずつ貯める仕組みを作りたい方はこちらも参考にしてください。

順番9:それでも足りない場合は収入を増やす

支出を見直しても生活費が足りない場合は、収入を増やすことも考える必要があります。

ただし、焦って怪しい副業に手を出す必要はありません。

まずは、今の仕事でできることから考えてみましょう。

  • 残業代や手当を確認する
  • 転職で年収アップを狙えるか確認する
  • スキルアップして評価を上げる
  • 不用品販売で一時的な現金を作る
  • 在宅でできる小さな副業を試す

生活費が足りないときほど、冷静に判断することが大切です。

「すぐ稼げる」「誰でも簡単」などの言葉には注意しましょう。

まずは支出を整え、そのうえで無理のない収入アップを考えるのが現実的です。

家計簿が続かない人は「3つだけ」見ればいい

家計簿が続かない人は、細かく記録しようとしすぎている可能性があります。

僕自身も、家計簿をきっちりつけようとして続かなかった経験があります。

でも、最初から細かく分ける必要はありません。

まずは次の3つだけ見れば十分です。

  • 固定費
  • 変動費
  • 自由に使えるお金

固定費は、家賃、スマホ代、保険料、サブスクなど毎月決まって出ていくお金です。

変動費は、食費、日用品、交通費、交際費など月によって変わるお金です。

自由に使えるお金は、固定費や必要な支払いを引いたあとに残るお金です。

この3つだけでも、お金の流れはかなり見えます。

家計簿は、完璧につけることよりも、生活を整えるために使うことが大切です。

生活費が足りないときにやってはいけないこと

生活費が足りないと焦ってしまいますが、焦って判断すると、さらに苦しくなることがあります。

特に次の行動には注意しましょう。

リボ払いや分割払いに頼りすぎる

一時的に支払いを軽くできるように見えても、手数料や利息で負担が増えることがあります。

本当に必要な場合以外は、できるだけ避けた方が安心です。

怪しい副業に申し込む

「すぐ稼げる」「スマホだけで簡単」「初期費用を払えば稼げる」といった話には注意が必要です。

生活費が足りないときほど、冷静な判断が難しくなります。

必要な支払いを後回しにする

家賃、税金、保険料、公共料金などを後回しにすると、あとからさらに負担が大きくなることがあります。

支払いが難しい場合は、放置せずに早めに相談することが大切です。

お金の管理に役立つ外部リンク

家計を見直すときは、公的機関や専門機関の情報も参考になります。

公的情報もチェック

家計管理・生活設計・平均支出を
信頼できる公的情報で確認できます

生活費を見直すときは、ブログ記事だけでなく公的な情報もあわせて確認しておくと安心です。

よくある質問

Q. 生活費が足りないとき、最初に何を見直すべきですか?

最初に見直すべきなのは、今月いくら使えるのかです。

収入から固定費や支払い予定を引き、自由に使える金額を確認しましょう。

そのうえで、サブスクやスマホ代などの固定費から見直すのがおすすめです。

Q. 家計簿が続かない場合はどうすればいいですか?

細かく記録しようとしすぎなくて大丈夫です。

最初は、固定費、変動費、自由に使えるお金の3つだけ確認しましょう。

完璧な家計簿よりも、お金の流れをざっくり把握することが大切です。

Q. サブスクはどの基準で解約すればいいですか?

この1ヶ月で使っていないものは、解約候補にして大丈夫です。

迷う場合は、一度解約してみましょう。

本当に必要なら、また契約できます。

Q. 食費を削れば生活費は足りますか?

食費の見直しも大切ですが、最初から食費を大きく削るのはおすすめしません。

まずはサブスク、スマホ代、保険料などの固定費を見直した方が、無理なく家計を整えやすいです。

Q. 生活費が足りないときに副業を始めてもいいですか?

副業を考えるのは悪くありません。

ただし、支出の流れが見えないまま収入を増やしても、またお金が足りなくなる可能性があります。

まずは家計を見直し、そのうえで無理のない副業や収入アップを考えるのがおすすめです。

まとめ:生活費が足りないときは、焦らず順番に整えよう

生活費が足りないと感じると、不安になってしまいます。

でも、いきなり大きく節約したり、無理に収入を増やそうとしたりする必要はありません。

まずは、今月いくら使えるのかを把握すること。

次に、使っていないサブスクや高い固定費を見直すこと。

そこから、食費や日用品費をゆるく整え、少しずつ生活防衛費を作っていきましょう。

僕自身も、家計簿をつけられず、月にいくら使えるのかをどんぶり勘定で考えていた時期がありました。

使っていないサブスクを払い続けていたこともあります。

だからこそ、家計管理は完璧じゃなくていいと思っています。

大切なのは、自分のお金の流れを少しずつ見えるようにすることです。

生活費の不安は、一気になくすものではありません。

順番に整えていけば、少しずつ軽くできます。

まずは今日、使っていないサブスクがないか確認するところから始めてみましょう。