はじめに|「頑張ってるのにお金が貯まらない…」その原因、習慣かも
「毎月ちゃんと働いているのに、なぜか貯金が増えない」
「家計簿をつけているのに、気づいたら口座残高が減っている…」
そんな悩みを抱える30代のパパ・ママは少なくありません。
実は、“お金が増えない”のは収入の問題ではなく、習慣の問題であることが多いのです。
本記事では、家族を守りながら家計を安定させたい方に向けて、
今日から見直せる「お金が増えない人の5つの習慣」とその改善法を紹介します。
一つずつ整えていくだけで、自然とお金が貯まる体質に変わっていくはずです。
1. 家計の「流れ」を把握していない
まず一番多いのが、お金の全体像を把握していないこと。
「なんとなくやりくりしている」「口座がいくつもあって分からない」
そんな状態では、どこに無駄があるかも気づけません。
✅ 改善のポイント
- 家計簿アプリ(マネーフォワード・Zaimなど)で自動管理
- 給与口座・支出口座・貯金口座を分ける
- 家族で“お金会議”を月1回開く
たとえば、光熱費やサブスクの引き落としを一つの口座にまとめるだけでも、
「どこにいくら出ているか」が見えるようになり、節約意識が高まります。
2. 固定費を“そのまま”払い続けている
スマホ代、保険料、サブスク、クレカ年会費。
毎月の固定費は、一度見直すだけで数万円単位の改善が可能です。
特に30代の家庭で多いのが「加入当時のまま保険料を払い続けている」ケース。
家族構成が変わっても契約内容を見直さないと、保障が重複していたり不要な特約を払っていたりします。
✅ 改善のポイント
- 格安SIMや光回線のプラン変更で通信費を見直す
- 保険は定期的にプランを再確認(結婚・出産のタイミングがベスト)
- サブスクは「3ヶ月使っていないものは解約」ルールを導入
無理に我慢する節約よりも、固定費を減らす節約が長続きします。
3. 「なんとなく使う」支出が多い
レジ前のチョコ、コンビニコーヒー、子どものおもちゃ。
“なんとなく”の買い物は、1回は小額でも年間で大きな出費に。
✅ 改善のポイント
- 1日あたりの「自由に使っていい金額」を決める
- 電子マネーやカード決済は月ごとの上限を設定
- 「欲しい」と思ったら一晩寝かせる
意識を少し変えるだけで、“お金を使う前に考える”習慣が身につきます。
無駄遣いが減ると、自然と貯金に回せる金額も増えていきます。
4. 貯金を「余ったらする」にしている
「今月は少し余ったから貯金しよう」
この考え方だと、永遠に貯まりません。
お金を増やしたいなら、“貯金を先に引く”=先取り貯金が鉄則。
たとえば、給料日に自動振替で1万円を貯金専用口座に移すだけでもOKです。
✅ 改善のポイント
- 給与振込口座で自動積立設定をする
- “ボーナスで貯める”ではなく“毎月少しずつ貯める”
- 家族で「貯まる目標額」を決めて見える化
先取り貯金の最大の利点は、「貯めたお金に手をつけにくい」こと。
無理せずコツコツ続けられる仕組みを作るのがポイントです。
5. 専門家に相談せず“自己流”で続けている
お金のことは「自分でなんとかなる」と思っていませんか?
実は、専門家に相談するだけで数十万円単位の改善が見込めるケースもあります。
特に30代ファミリーに多いのが、
「保険や住宅ローンの見直しをしたことがない」「どこに相談すればいいか分からない」 というパターン。
✅ 改善のポイント
- 中立的なFP(ファイナンシャルプランナー)に相談する
- 無料相談サービスを活用して、複数社比較する
- 家計や保険を“見える化”するだけでも価値がある
まとめ|“習慣”を変えれば、お金の流れは変わる
お金が増えないのは、性格でも運でもありません。
原因の多くは、「気づかないうちに続けている習慣」にあります。
もう一度、今日からできる改善ポイントをおさらいしましょう👇
✅ 家計を見える化して現状を把握する
✅ 固定費を1つでも見直してみる
✅ 無意識の支出を減らすルールを作る
✅ 先取り貯金で“残す”仕組みを作る
✅ 専門家に相談して客観的に家計を整える
小さな1歩が、将来の大きな安心につながります。
「頑張ってるのにお金が増えない」と感じているなら、
まずは“習慣をひとつ”見直すことから始めてみてください。
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