決まった項目に沿って基本情報を書きます。
学歴や職歴は、基本的に時系列で簡潔に記載します。
一方、職務経歴書では、仕事内容や実績を詳しく書きます。
同じ職歴でも、履歴書では、
「株式会社〇〇 入社」
「株式会社〇〇 退職」
と書くだけです。
しかし、職務経歴書では、
・どの部署で働いたか
・どんな業務を担当したか
・どんな成果を出したか
・どんなスキルを身につけたか
・応募先でどう活かせるか
まで書きます。
同じ経歴でも、書く深さが違うのです。
3. 採用担当者が見るポイントが違う
履歴書で採用担当者が見るのは、基本的な情報です。
・学歴
・職歴
・転職回数
・在籍期間
・資格
・通勤可能性
・志望動機
などを確認します。
一方、職務経歴書で見られるのは、実務能力です。
・どんな経験があるか
・どんな成果を出したか
・応募職種に合うスキルがあるか
・仕事への取り組み方
・入社後に活躍できそうか
つまり、職務経歴書は、書類選考の通過に大きく関わる重要な資料です。
履歴書が整っていても、職務経歴書で強みが伝わらなければ、面接に進みにくくなることがあります。
4. 自由度が違う
履歴書は、ある程度フォーマットが決まっています。
氏名、住所、学歴、職歴、資格、志望動機など、書く項目は大きく変わりません。
一方、職務経歴書は比較的自由度が高いです。
自分の経験に合わせて、見出しや構成を調整できます。
たとえば、
・職務要約を入れる
・実績を箇条書きにする
・自己PRを最後に入れる
・スキル一覧を作る
・プロジェクト経験をまとめる
・応募先に合わせて強調する経験を変える
このように、職務経歴書は見せ方を工夫できます。
だからこそ、転職活動では職務経歴書の完成度が重要になります。
履歴書に書くべき内容
履歴書では、基本情報を正確に書くことが大切です。
氏名・住所・連絡先
氏名、住所、電話番号、メールアドレスは正確に記載しましょう。
企業からの連絡に使われるため、間違いがないように確認が必要です。
学歴・職歴
学歴と職歴は、年月を間違えないように記載します。
職歴では、会社名や入退社年月を正確に書きましょう。
転職回数が多い場合でも、省略せずに記載するのが基本です。
資格・免許
応募職種に関連する資格があれば記載しましょう。
たとえば、事務職ならPC関連の資格、営業職なら普通自動車免許など、仕事に関係するものはアピールになります。
志望動機
履歴書の志望動機欄は、スペースが限られています。
そのため、長く書くよりも、応募先に魅力を感じた理由と、自分の経験をどう活かしたいかを簡潔にまとめましょう。
本人希望欄
本人希望欄には、基本的には「貴社規定に従います」と書くことが多いです。
ただし、勤務地や勤務時間など、どうしても伝える必要がある条件がある場合は、簡潔に記載しましょう。
職務経歴書に書くべき内容
職務経歴書では、仕事の経験と強みを具体的に伝えます。
職務要約
職務経歴書の冒頭には、職務要約を入れるのがおすすめです。
職務要約とは、これまでの経験を短くまとめた文章です。
採用担当者が最初に見る部分なので、自分の経験や強みがわかるように書きましょう。
職務経歴
これまで働いてきた会社、担当業務、役割を記載します。
ただ会社名と部署名を書くのではなく、どんな仕事をしていたのかを具体的に説明します。
実績
可能であれば、実績は数字で書きましょう。
・売上
・契約数
・対応件数
・改善件数
・処理件数
・削減できた時間
・担当人数
数字があると、経験の規模や成果が伝わりやすくなります。
活かせる経験・スキル
応募先で活かせる経験やスキルをまとめます。
たとえば、
・顧客対応力
・営業経験
・資料作成
・データ入力
・業務改善
・マネジメント
・PCスキル
・コミュニケーション力
などです。
応募先の求人内容に合わせて、強調するスキルを変えるとよいでしょう。
自己PR
最後に、自己PRを入れます。
自己PRでは、強み、具体的な経験、応募先での活かし方を伝えましょう。
ただ「責任感があります」と書くのではなく、どんな場面で責任感を発揮したのかまで書くことが大切です。
履歴書と職務経歴書で内容が重なってもいい?
履歴書と職務経歴書では、職歴など一部の内容が重なることがあります。
これは問題ありません。
ただし、書き方は変える必要があります。
履歴書では、職歴を簡潔に書きます。
一方、職務経歴書では、同じ職歴について詳しく説明します。
たとえば、履歴書では、
「株式会社〇〇 入社」
「営業部に配属」
「株式会社〇〇 退職」
と書きます。
職務経歴書では、
「法人営業として中小企業向けに〇〇サービスを提案。新規開拓と既存顧客フォローを担当し、顧客課題のヒアリングを重視した提案を行った」
というように、詳しく書きます。
同じ経歴でも、履歴書は概要、職務経歴書は詳細と考えるとわかりやすいです。
転職活動では職務経歴書の完成度が重要
転職活動では、履歴書も大切ですが、職務経歴書の完成度が特に重要です。
なぜなら、採用担当者は職務経歴書を見て、応募者が自社で活躍できるかを判断するからです。
職務経歴書が弱いと、経験やスキルがあっても伝わりません。
たとえば、
・業務内容だけで終わっている
・実績が数字で書かれていない
・自己PRが抽象的
・応募先に合わせた内容になっていない
・読みづらい
・強みが伝わらない
このような職務経歴書では、書類選考で不利になる可能性があります。
逆に、職務経歴書で自分の経験や強みをわかりやすく伝えられれば、面接につながる可能性が高まります。
履歴書は正確に、職務経歴書は戦略的に作る。
この意識が大切です。
履歴書と職務経歴書を作るときの注意点
1. 誤字脱字をなくす
履歴書も職務経歴書も、誤字脱字には注意しましょう。
誤字脱字が多いと、確認不足の印象を与えることがあります。
提出前には必ず見直しましょう。
2. 年月をそろえる
学歴や職歴の年月がズレていると、採用担当者に不安を与えることがあります。
履歴書と職務経歴書で年月が一致しているか確認しましょう。
3. 応募先に合わせて調整する
特に職務経歴書は、応募先に合わせて調整することが大切です。
同じ内容をすべての企業に使い回すのではなく、応募先が求めている経験やスキルに合わせて強調する部分を変えましょう。
4. 読みやすさを意識する
職務経歴書は、採用担当者に読んでもらう書類です。
文章が長すぎると、内容が伝わりにくくなります。
見出しや箇条書きを使い、読みやすく整理しましょう。
よくある質問
Q. 転職活動では履歴書と職務経歴書の両方が必要ですか?
多くの場合、両方を提出することが一般的です。
履歴書で基本情報を伝え、職務経歴書で仕事の経験や実績を伝えます。
企業によって提出書類は異なるため、応募先の指示を確認しましょう。
Q. 職務経歴書に書ける実績がない場合はどうすればいいですか?
大きな実績がなくても問題ありません。
担当業務、工夫したこと、改善したこと、対応件数、周りから評価されたことなどを書きましょう。
売上のような数字がなくても、仕事への取り組み方を伝えることはできます。
Q. 履歴書と職務経歴書で同じ内容を書いてもいいですか?
一部重なるのは問題ありません。
ただし、履歴書では簡潔に、職務経歴書では詳しく書くようにしましょう。
同じ職歴でも、役割が違うと考えるとわかりやすいです。
まとめ:履歴書は基本情報、職務経歴書は仕事力を伝える書類
職務経歴書と履歴書は、どちらも転職活動で大切な応募書類です。
ただし、役割は違います。
履歴書は、氏名、住所、学歴、職歴、資格などの基本情報を伝える書類です。
一方、職務経歴書は、これまでの仕事の経験、実績、スキル、強みを伝える書類です。
簡単にまとめると、
・履歴書はプロフィールを伝える書類
・職務経歴書は仕事で何ができるかを伝える書類
です。
転職活動では、履歴書を正確に書くことはもちろん、職務経歴書で自分の経験や強みをわかりやすく伝えることが重要です。
特に職務経歴書は、書類選考の通過に大きく関わります。
業務内容だけで終わらせず、実績、工夫、応募先で活かせる強みまで書くようにしましょう。
履歴書と職務経歴書の違いを理解して、それぞれの役割に合った書類を作ることが、転職活動の第一歩です。
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